ラムゼイ・ハント症候群について

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■ ラムゼイ・ハント症候群 (Ramsey−Hunt’s syndrome )
ラムゼイ・ハント症候群とは、帯状疱疹ウイル スが原因で引き起こされる末梢性顔面神経麻痺のことで、ジェームズ・ラムゼイ・ハント師が発見したことからこの名称が名づけられました。

帯状疱疹ウイル スは水疱瘡の原因となるウイル スですが、水疱瘡が治った後も体の中に残り、風邪や疲労などなんらかの原因で免疫力が低下した際に活性化してハント症候群を引き起こすと考えられています。

■ 特徴
ラムゼイ・ハント症候群の特徴としては顔面神経麻痺のほかに、耳の周りや口の中に疱疹(水ぶくれ)ができたり、難聴、耳鳴、めまいなどの症状が現れたりすることです。

これらの症状は同時に出る場合もありますが、タイミングがずれて出てくる場合もあります。

また、ハント症候群は症状が重症となる場合が多く、治癒にも時間がかかり、口を動かすと目も同時に動いてしまう病的共同運動などの後遺症の出る確率も高いと言われています。

■ 治療法
ハント症候群の治療法は主に抗ウイル ス薬、副腎皮質ステロイドの投与などです。

ハント症候群は治療が遅れれば遅れるほど症状が重篤になり、後遺症も残りやすくなるという傾向があるため、できる限り早く専門医のいる病院を受診して検査・治療を受けることが最も重要になります。

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