顔面神経麻痺の後遺症について

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■ 顔面神経麻痺の後遺症
重度の顔面神経麻痺や麻痺の期間が長引くと後遺症が残ってしまう場合があり、後遺症には顔面痙攣やひきつれ、病的共同運動、ワニの涙症候群などがあります。

■ 顔面痙攣やひきつれ
よくある後遺症のひとつとして、顔の筋肉の緊張による顔面痙攣やひきつれがあります。

これらの後遺症に対しては顔面のマッサージを行ったり、暖かいタオルを当てて血行を促したりするのが有効となります。

また最近は、アンチエイジングでしわ取りなどにも使用されるボツリヌス毒素を注射することにより痙攣やひきつれを治療する場合もあります。

■ 病的共同運動
病的共同運動とは、目を動かすと口が、口を動かすと目が一緒に勝手に動いてしまう症状のことです。

障害された顔面神経は時間をかけて徐々に再生していきますが、その際に本来は目に行くはずの神経が口のほうに伸びてしまったり、逆に口に行くはずの神経が目のほうに枝分かれしてしまうことによって、病的共同運動が起こってしまうことがあります。

特に、治療・リハビリの時に無理して顔を動かそうとして、目と口を同時に動かすようにしていた場合にこの後遺症が出やすいと言われていますので、リハビリテーションの際は目と口は別々に動かすように気を付け、難しそうであれば無理をしないことが大切です。

病的共同運動は神経の再生に由来する後遺症ですので、一度発症すると非常に治癒が困難だという問題があります。

最近では、病的共同運動の治療にボツリヌス毒素を使用している病院もあります。

■ 「ワニの涙症候群」(crocodile tears syndrome)
「ワニの涙症候群」(crocodile tears syndrome)とは、食事の時に涙が勝手に出てしまう症状のことです。

顔面神経からは涙の分泌や唾液の分泌を支配している神経も出ていますが、損傷された神経が再生する段階で唾液の分泌を支配する神経が涙の分泌を支配する神経のほうに伸びてしまうと、この「ワニの涙症候群」という後遺症が現れます。

病的共同運動と同じく神経の再生に由来する後遺症のため治療が難しく、ボツリヌス毒素による治療も報告されていますが、基本的には治療が非常に難しい後遺症です。

ちなみに、「ワニの涙症候群」という名前の由来は、ワニが食事をする時に涙を流しながら食事をすることからきています。

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